こちらは『たなすゑ』の試し刷りで掲載していた散歩三首です
錆びを帯びひとりたたずむアネモネを道すがらただ眺めていたよ
お月さん照らす夜道を捨てにいくいいよねだって明日はごみの日
ガタゴト僕の鼓膜に走る列車 澄んだ空気が伝えてくるの
そのときの記録としては残しておきたいけど、そのときの自分に今の自分が共感できなかったら直したくなる私です
うたの日で詠んでいる短歌もあとで読み返すと違うなと感じるものもある
井伏鱒二が山椒魚を何度も直して発表した気持ちが本当によくわかる
閉じこめられて悲しんでたのは井伏鱒二だよ
その悲しみの快不快は井伏鱒二のみぞ知る、だけど